【4月8日は忠犬ハチ公の日】宮崎県にある忠犬の史跡

80年目の命日となった先月の3月8日に東京大学農学部に新しい銅像がたてられたことが話題となった忠犬・ハチ。

4月8日は「忠犬ハチ公の日」ということで••• 宮崎県にある忠犬の史跡を調べてみました。

江戸から主人にお供した犬:「福」のお墓

宮崎県に忠犬の史跡として残るのは宮崎県宮崎市佐土原にある「福の墓」

福はこんな犬だった

Japanese_Chin_portrait画像:Wikimedia commons: Japanese Chin

福の犬種は日本原産の「狆 (チン)」。

主人である島津随真院 (ずいしんいん)に連れられ、江戸から陸路65日間を駕籠にゆられて佐土原にやってきました。

福の主人・島津随真院という人

随真院 (元の名を随姫)は、島津斉彬の叔母にあたる人。

彼女の夫であった佐土原藩第9第藩主・島津忠徹は参勤交代の途中に草津で急逝します。その時随姫は39歳。夫の死後、髪をおろして随真院となりました。

福とともに初めて国許に帰ることとなった63歳の随真院は、江戸から佐土原の道中に「江戸下り島津随真院道中日記」を残しています。

参照元:宮崎県ホームページ みやざきの百一人 島津随真院

全国でも珍しい福への愛が刻まれた史跡

福は佐土原に来て6年後に死去。お墓がたてられました。

墓碑には主人との関係が記された内容が漢文で書かれており、そこには「随真院が福を寵愛していたこと、昼間は懐に抱いて着物の裾の上に寝かせていること、そして夜は福が寝室を守り、見かけない人を見ると吠えていたこと」が書かれています。

主人と犬との関係をこのように記した碑は全国でも貴重なものなのだそうです。

参照元:日本獣医師会 日本愛犬史

福のお墓がある高月院

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高月院は市指定の史跡で、佐土原藩主の菩提寺。

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お堂の裏手にある階段をのぼっていくと、その先に歴代藩主と奥方、側室の墓石群が並んでいます。

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この一角に福のお墓もたてられています。

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また寺内には佐土原藩の戊辰の役の碑があります。これは京都で行われた慰霊祭の碑がこの地に移されたものなのだそう。

参照元:宮崎市観光協会 高月院

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投稿者 宮崎てげてげ通信ライター

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