宮崎市には、680年もの歴史を持つ城があった!


宮崎城周辺の自然

石蕗の花

服部城址の周辺には、石蕗(ツワブキ)の花が咲き誇っていました。

ジョロウグモ

あまり人が立ち入らないので、蜘蛛の巣が多く、あちこちに蜘蛛の作った網がかけられていますので、歩く時に気をつける必要がありました。
これは、腹部の赤がアクセントの美しい色をしたジョロウグモ
大型の網は、たいていこの蜘蛛のものです。

ウズマキグモの網

湿気のある日陰には、こうした渦巻きをもつ小型の網があちこちにかけられていました。

ウズマキグモの網アップ

これは、ウズマキグモという蜘蛛の網のようです。

ハグロトンボ

谷筋には山から染み出す水を集めた小川があり、湿地を好むハグロトンボを見かけました。

ツリフネソウ2

ハグロトンボの飛ぶ湿地の近くには、美しい赤紫色の花がたくさん咲いていました。

ツリフネソウ

その場では花の名前がわからなかったので、Facebookで問いかけたら、「ツリフネソウ」と教えていただきました。
茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で3-4 cmほどの横長の花が釣り下がるように咲くので、吊舟草、釣船草と呼ばれるようです。

里山のこのような自然を眺めるのも、散策の楽しみのひとつですが、植物などを勝手に持ち帰ったりしないように、マナーには注意したいものです。

680年の歴史を持つ宮崎城、今は、地元の人以外に知る人も少なくなり、訪れる人も滅多にいないようですが、歴史ロマンを求めて一度訪れてみませんか。
ただし、道が十分に整備されている訳ではないので、上り下りには十分ご注意ください。

【宮崎城】
宮崎市池内町城 ⇨ MAP
周辺に駐車場はありません。

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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