都城の老舗喫茶店で癒されるー天神通りカフェ 蘭房コーヒー店


天神通りカフェ蘭房コーヒー店外観

都城取材行の途中、無料のレンタサイクルで中心市街地から都城駅方面へネタを探しつつ走っていたら、なんとも心惹かれる雰囲気の喫茶店を発見しました。

ピンクのニュアンスの入ったオレンジとでも言いましょうか、テラコッタ色の外壁が、青空を背景に浮かび上がっています。
正面の壁の上部に掲げられた店名は、「天神通りカフェ 蘭房コーヒー店」

コーヒー好きとしては、訪れない訳にはいきませんね。
自転車を店の右横にある駐車場の脇に停めて、ドアを開けて入ってみました。

入口すぐレジ周辺

店内は、白い漆喰の壁に、焦げ茶の家具で色調を統一。
写真の左手にあるカウンターの奥が厨房。
通路の奥に、全部で26席の客席が置かれた、ゆったりとした空間が広がっています。

飾り棚

ちょっと調べてみたところ、こちらは元々、1973年に都城の中心市街地にあった旧都城大丸近くで創業。
自家焙煎専門店として名を馳せたお店だったそうです。
周辺の再開発のために2001年に現在地に移転されたということで、通算で40年以上の歴史のある喫茶店なのですね。

コーヒーカップ

コーヒーは、もちろん自家焙煎された豆をペーパードリップで。
シンプルで凜とした白いコーヒーカップが好印象。コーヒー専門店のカップはこうでなくては。

セットでお願いしたので、この時はハウスブレンドでしたが、様々な豆が用意されているので、お好みに合わせて選ぶことができます。

更に、14時から16時のBREAK TIMEは、ハウス・ブレンドはお代わり自由という嬉しいサービスも。
飲み終わった頃に、スタッフが「お代わりいかがですか?」と聞きにきてくれます。

冷蔵ショーケース

小腹が空いていたので、ケーキセットをお願いしたら、ショーケースから好きなのを選んでと言われたので、入口すぐにある冷蔵ショーケースへ。

ドルチェもですが、ワインがたくさんストックされているのが印象的。

冷蔵ケースの左手に、食事メニューの貼られたボードがありますが、こちらは食事のメニューも充実していて、パスタを中心としたイタリアンやフレンチ系の料理をメインに、軽食など様々。

しかも、ランチは800円から、ディナーは1,500円~2,500円とリーズナブルな価格設定なので、気軽に楽しめそうです。

ガトー・ムース・ショコラ

結局、ケーキセットのドルチェは、冷蔵ケースの中から「ガトー・ムース・ショコラ」を選びました。

ケーキだけではなく、アイスクリームやシャーベットなどドルチェは全て手作りされているそうで、限定販売のバレンタイン・チョコやクリスマス・ケーキも知る人ぞ知る人気商品なのだとか。

この「ガトー・ムース・ショコラ」もふんわりと軽く、香り高いコーヒーとともに、美味しくいただきました。

内観

この店の特徴のひとつは、落ち着いた店内から窓外に見える緑でしょう。
店の周囲には、エゴノキ、ヒメシャラ、ドウダンツツジ、シイノキ、ケヤキなどの木が植えられ、季節に応じて咲く花々が彩りを添えています。

8人掛け個室

店の奥には、8人掛けのテーブルが置かれた個室もあり、そこから見える庭もまたいい景色です。
ガラス張りですが、きちんと仕切られているので、少人数でのミーティングや会食で使いたいですね。
こんな所でテゲツー!のミーティングやりたいな。

いかがでしたか?
飛び込みで入った喫茶店でしたが、良い店をかぎ分ける勘に狂いはありませんでした。
地元・都城の方にはお馴染みなのかもしれませんが、都城に行ったら、是非とも訪れる価値のある名店だと思います。
良い店に出会えて良かった。

 

【天神通りカフェ 蘭房コーヒー店】
住所:都城市天神町19-18 ⇨ マップ
TEL:0986-23-7151
営業時間:10:00~22:00(週末は22:30まで)
LINCH 11:30~14:30
BREAK TIME 14:00~16:00
DINNER 18:00~21:00
定休日:水曜日(祝日の場合、翌木曜日)
駐車場:あり

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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