コンテナから48人の雇用を目指して ー 株式会社リトルクラウド


「C」と書かれた紙

意外とIT系企業とも繋がりのある、図書館司書のDiceです。

3月7日に日南市・油津商店街への進出を発表した株式会社リトルクラウドから、 「日南での新しいオフィスのオープニングパーティーが開催するんですけど、テゲツー!さん取材に来ていただけませんか?」 と、嬉しくも招待を受けたので、喜び勇んで出かけてきました。

会場となる油津Yottenに到着し、受付役の同社・江頭桜子さんに参加費を渡したら、
「んー、DiceさんはCです!」
って、領収書じゃなくてこんな紙切れを渡されました。

Cですね、C。
よくわからないけど、忘れないようにしないと。
無くさないように財布に仕舞って、ウェルカムドリンクのビールいただきつつ、顔見知りの参加者のみなさんとお話ししながら、開会を待ちました。

 

PV上映でパーティーの幕開け!

リトルクラウドPV

定刻になって参加者が揃った頃、パーティーがスタートしました。
まずは、リトルクラウドのプロモーションビデオの上映から。

PVに見入る参加者達

みんな真剣に見てますね。
2013年に作られた映像で、同社のWebサイトのトップからも見ることができます。

折角なので、ここにも貼っておきましょう。

株式会社リトルクラウドは、『頑張っている人たちが報われる社会を創る』ことを理念に、ソーシャルメディア運用のコンサルティングをメインにサービスを提供しています。

 

注目の社長は25歳!

神原太郎社長

上映終わって、リトルクラウドの創業者、神原太郎社長のご挨拶。

1990年、東京生まれの25歳。
学生時代に人材系ベンチャー企業にインターン入社、その後、不動産系のWebサービスの立ち上げに参画するなどした後、大学卒業と同時に株式会社リトルクラウドを創業したという、業界でも注目の若手社長です。

若いながらも、しっかりとしていて、理念と志の高さを感じさせるのは、やはりこれまでの経験の成果でしょうか。

リトルクラウドは、NHKと交流サイトの運営を行うなど、ソーシャルメディアを使って企業のマーケティングに貢献するサービスを提供しており、3年で180社のクライアントを獲得。 この4月には12社増え、成長を続けているため、東京以外に拠点を置くことになったのだそうです。

乾杯!

その神原社長の「乾杯!」の発声で、宴がスタート!
隣にあるあぶらつ食堂から運ばれた料理でをつまみながら、ビールや焼酎を酌み交わしつつ、参加者の交流が始まりました。

 

パーティーのメインは脱出ゲーム!?

犯人は誰だ?

乾杯してから30分ほど経った頃、
「それでは、ゲーム始めま~す!」
って、説明が始まりました。

サポマネ木藤さんのパンツが盗まれたっていう設定で、盗んだ犯人を探す「脱出ゲーム」と呼ばれる形式のゲームに参加者全員がチームを組んでチャレンジ。
最初の受付で渡された紙は、そのチーム分けのためのものでした。

今回の「脱出ゲーム」は、会場内のあちこちに貼られた紙に書かれたクイズから導かれる10個の言葉を、与えられたクロスワードのマス目に埋め、そこから得られたフレーズが次に進むヒントになり、更に次のクイズにチャンレジしていくというもの。

制限時間1時間の間で、最初に犯人の名前にたどり着いたチームが勝ちという設定でしたが、なかなかひねりの効いた問題で、見事に犯人にたどり着いたのは5チーム中1チームだけという結果でした、

リトルクラウドでは、採用試験の二次選考で、グループワークとして「脱出ゲーム」を行うのだそうです。
こうしたゲーム中で、協調性やリーダーシップ、個々人の特性など、普通の面接では見ることのできない本来の姿を見いだしていくということなのでしょう。

リトルクラウドがどんな会社なのか、行っているサービスだけではなく、そのベースとなる文化を見て欲しいという、榊原社長の思いが込められた「脱出ゲーム」だったような気がします。

 

本当にリトルクラウドを日南に呼んで良かったのか?

パネルディスカッション

「脱出ゲーム」を終えて、参加者もすっかり打ち解けた後、「本当にリトルクラウドを日南に呼んで良かったのか?」と題するパネルディスカッションに移行。

パネラーは、写真右から江頭桜子さん(リトルクラウド広報担当)、金丸祐一さん(宮崎県庁)、田中靖彦さん(日南市役所)、田鹿倫基さん(日南市マーケティング専門官)で、コーディネートはリトルクラウド神原社長。

県と市で誘致する側の3人と、誘致されるリトルクラウドの2人という組み合わせで、日南進出に至る秘話が語られた訳ですが、 「えー、そんなこと言っていいんですか!?」 なんていう話もどっさり。

さすがに公表するのは憚られるので細かい話は書きませんが、県と市が一体となった誘致チームの若さとチームワーク、日南市の市長以下の決断の早さ、株式会社インタークロスなどの支援態勢などが、若いIT企業の文化とうまくマッチした結果だと感じました。

更に、一足先に日南市に進出したポート株式会社の存在も大きかったようです。

 

まずは3人からのスタート

日南スタッフ紹介

パネルディスカッションの後は、日南オフィスを立ち上げるスタッフの紹介が行われました。 一番右から、最年少20歳の佐土原彩加さん、最年長??歳の玉村朋美さん、そして拠点長となる石元麻美さんの3人が、今回新たに採用されたメンバーです。3人とも日南市出身なのだとか。

この3人に加え、東京から福田光平さん(写真左端)が応援に加わって、日南の拠点の立ち上げを行うことになっているそうです。
福田さんは、早くも油津の夜の街をしっかりと把握している様子。頼もしい。

江頭桜子さん

そして来春には、広報担当の江頭桜子さんも日南に移住して日南オフィスにジョインすることになる予定。
その決意がまた嬉しいですね。

コンテナからのスタート!

ABURATSU GARDEN

こちらが、リトルクラウドが日南での第一歩を記すことになるABURATSU GARDENの中のコンテナハウスCOBACOO。

まずは、日南組3人と東京組1名でスタートを切り、5年後には3人から毎年倍々で増えて、48名の雇用を産む計画で、現在、新たなオフィスもこの近くに整備中です。

 

本気の人を見ると、応援したくなりませんか?

本気の人を見ると、応援したくなりませんか?

冒頭のPVの中で映し出された、 「本気の人を見ると、応援したくなりませんか?」 というフレーズ。

宮崎で頑張っている人を応援するテゲツー!としても、リトルクラウドの、日南市の、そしてそこに関わるたくさんの人々のチャレンジを応援して行きます!

参加者集合写真

参加者の皆さん、引き続き、リトルクラウドテゲツー!をよろしくお願いしますよ~!

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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