豊かな食材が、熱い人々が出会う七夕の夜 - 川南☆農家のごちそうバル


生産者とのトークセッション

トークセッションに参加の生産者の皆さん

食事も落ち着いたところで、生産者と会場のトークセッションが始まりました。

質問する長友まさみ会長

ここで登場したのが、テゲツー!の長友まさ美会長。
「川南では、地元で作った『浜うどん』を給食に取り入れてると聞いているが、他所では地元のものを使うとなると行政が難しいと言われる。
なぜ川南町はできたのか教えていただきたい。」
との問いかけを行いました。

和田直子さん(左)と伊木貴子さん(右)

この問いに対し、生産者の立場から和田直子さんが、
「地場のものを使うとなると大手のところよりも単価は高くなる。
しかし地元のものを子供たちに食べてもらいたい想いがある。」
と回答。

また、行政の立場から伊木貴子さんが、
「学校給食の中で、川南で作られた美味しいものを子供たちに食べてもらいたい。
しかし、給食に取り入れるには衛生的にも基準が高く、そこを生産者の方々にクリアーしてもらった事も大きい。
美味しいもの、本物の味を知らせるためにも、なるべく地元のものを給食に取り入れている。
川南では、『浜うどん』だけでなく、アリマン乳業の『とろんとろん牛乳』や久家農園の野菜も取り入れています。」
と回答されました。

日高明彦町長

この想いを実現できたのは、そうです、ご存知の日高明彦町長の存在があったから。
町長はおっしゃいました。
「答えは簡単。頑張っているからです!」

しかし、それだけでは物事は実現しません。
日高町長が、生産者の熱い想いと学校給食の現場の想いを一つに出逢わせ、行政として予算化し対応して頂いた結果だと思いました。

川南には本当に熱い想いがあふれていて、それをしっかりと受け止めてくれる行政や地域の方々が居るからこそ、フロンティアピリッツが根付いているのだと感じました。

 

グラス“トロントロン”アイス

グラス“トロントロン”アイス

そして、宴の最後を飾る8品目は、グラス”トロントロン”アイス

とろんとろん牛乳と香川ランチの健康卵の卵黄でできたアイスクリームに、川南産の苺で作ったコンフィチュールをグラスに入れて、卵白で作ったココナッツ風味のスティック状の焼菓子、さらにグラノーラ・バーでアメリカンな雰囲気を演出。
最後のデザートは、いろんな味が楽しめて、心まで癒されるものでした。

会場は終始賑わいを見せ、いたる所で川南の力、勢いを感じました。
また、名刺の交換もたくさん行われていましたので、いろんな方々に新たな出逢いが生まれたのではないでしょうか。

7月7日、七夕の夜らしく、素材と素材、生産者と生産者、会場に来ていただいた方々、たくさんの出逢いにあふれた夜でした!!

 


 

あんDoさん、熱の入ったレポートありがとうございました。
これ読むと、美味しい料理と熱い人々との出会いの機会を逃したみたいで、返す返すも参加できなかったことが残念です。

今後も、川南町のみならず、児湯地区の情報の発信を期待してます!

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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