【新商品】豚の脂の甘みを閉じ込めた『まるごとタワーロール』誕生!


まるごとタワーロール発表会入口

勤勉なフードアナリスト、Diceです。

in SEASON(インシーズン)というオシャレな食旅メディアサイトを運営されている(有)ティーネットプロの津曲社長から、
「今度、まるみ豚(協同ファーム)のメディア向け新商品発表会・試食会があるんですが、来ませんか? もちろん、メディア枠で。」
っていうお誘いがあったので、
「ついにテゲツー!も報道メディアと並ぶくらいに評価されるようになったか!」
と感激して、二つ返事で参加してきました。

まんまーる内部

発表会の会場は、カリーノ宮崎地下の「まんまーる」
普段からまるみ豚を使用しており、和・洋・中、何をとっても美味しい料理が盛りだくさんのレストランとあって、この日の会場にはうってつけ。

会場には、新聞やテレビ、ラジオなど各メディアや畜産関係者など42名が揃って、お互いに名刺交換するなど、始まる前から賑やかな雰囲気でした。

 

協同ファームの日高社長のご挨拶

日高義暢社長

フリーアナウンサーの横山美和さんの司会で発表会が幕開けとなり、まずは、(有)協同ファーム日高義暢社長がご挨拶。

共進会について語る日高社長

(有)協同ファームは、2010(平成22)年の口蹄疫で全ての豚を失ってゼロになった後に復活を果たし、2012(平成24)年の宮崎県肉畜共進会の豚肉部門でグランドチャンピオンとなりました。

昨年と今年の共進会でもグランドチャンピオン2連覇を果たし、この5年間で3度の優勝と、その育てる豚の品質の高さでは定評のある生産者として知られています。
『まるみ豚』も、宮崎ブランドポークのひとつとして、県内のレストランやスーパーでの取り扱いも増え、甘くて美味しい豚肉として、徐々に認知度も高くなっています。

日高社長のプレゼン

共進会でグランドチャンピオンを獲得したことについて、日高社長は、

「生産者にとっての誉れであり、品質が確かな証拠として励みになっています。
チャンピオンは狙って獲れるものではありませんが、常に極上ランクの豚を育てるつもりで毎日取り組んでいます。
皆さんに愛される豚肉でありたいと心がけていて、できるだけリーズナブルな価格で美味しい豚を提供できればと思っています。
協同ファームのモットーは、『幸せを願い育てました』というフレーズですが、豚の幸せとともに、人々の幸せに貢献できればと考えて、水や餌にこだわり、飼育環境なども整えています。」

と話されました。

 

「まるごとタワーロール」登場!

まるごとタワーロール登場アニメ

そんな日高社長が、「豚肉で何か面白い新商品を作ろうと思って」、農産物の六次化に詳しい(有)ティーネットプロに相談を持ちかけてできあがったのが、この日発表の新商品、『まるごとタワーロール』

お披露目されたタワーロール

薄くスライスした豚肉をロール状に巻いて、厚さ約2cm、直径約8~9cm、重さ約100gに成形した「まるみロール」を10個重ねて、重量約1kgのボリューム満点なタワー状にしたものです。

まるごとタワーロール製品画像
画像出典:まるみ豚公式サイト

お披露目の際は、焼いた状態のものが皿に盛られていましたが、製品としては、上の写真のような感じの円筒形の肉の塊(10個に均等に切り分けれています)が、真空パックされて箱に収められています。

新製品を持つ日高社長

日高社長によると、この『まるごとタワーロール』は、
「バラ、ウデ、カタなど様々な部位の肉を薄くスライスし、脂と赤身のバランスを調整しながら手作業で巻き上げ、全体としてはバラ肉のように柔らかい食感で、かつ崩れないように成形したもの」
とのこと。
何と言っても、『まるみ豚』の特徴である、
「脂の甘みがどこを食べても味わえるように閉じ込めてあるので、そこを楽しんで欲しい。」
と強調されていました。

100g×10個とボリュームがあるので、パーティーや贈答用としての利用を中心に考えていて、専用の箱に有名シェフによる簡単な料理のレシピを書いたリーフレットも付いて、お値段は4,630円(税別)。

とりあえず、まるみ豚の公式ネットショップ47CLUBのネットショップで先行販売し、今後、順次拡大していく予定とのことです。

 

まんまーるの料理で『まるごとタワーロール』を味わう

まんまーるの料理

お披露目がひととおり終わった後は、まんまーるのシェフ陣が料理した『まるごとタワーロール』の試食会に突入。

この日は、和風とイタリアンの2種類の料理が用意されました。

すき焼き風

こちらの料理が和の「すき焼き風」。
大根や長ネギなどとともに甘辛に煮られ、柚子の皮で香りが付けられています。
『まるみロール』は、最初のひと噛みは柔らかく歯が入り、あとは適度な歯応えで噛むほどに脂の甘さと旨味がじゅわっと出てきます。
すき焼き風の甘辛い味付けと絶妙にマッチして、いつまでも噛んでいたい、そんな至福の料理でした。

ピッツァイオーロ

こちらはイタリアンで、「pazzaiolo(ピッツァイオーロ=ピザ職人)」と名づけられた料理です、
『まるみロール』の上にトマトとモッツァレラチーズ、バジルを載せて焼き上げ、トマトソースを敷いた皿の上に盛られています。
こちらも、豚の脂の甘みとトマトソースやチーズの旨味が混然一体となって舌の上で踊り、バジルと豚の香りが鼻腔をくすぐります。
このままバンズで挟むと、超絶バーガーになるのではないかと思ってしまいました。

この「pazzaiolo(ピッツァイオーロ」、12月12日(月)から1月31日(火)までの期間限定で、「まんまーる」の特別メニューとして供されることが決まっているとのこと。
『まるごとタワーロール』も、この期間に「まんまーる」で購入注文可能とのことですので、是非とも1月末までにお出かけの上、一度は味わってみてください。

水や餌を工夫して腸内フローラを整え、健康な豚を育てる協同ファームが、満を持して発表したこの新商品『まるごとタワーロール』。
その美味しさは、この日参加した全員が認めるところ。
これから、お歳暮やクリスマスなどギフトシーズンが佳境に入る季節なので、贈答品やパーティー用として、選択肢の一つに是非どうぞ。

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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