【開店】メニュー盛りだくさんでリーズナブルな大阪風串かつ-串かつ えいちゃん 宮崎/宮崎市


りょうとえいちゃん遠景

仕事帰りに橘通りを歩いていて、反対側を眺めていたら、惜しまれつつも閉店した寿司店「銀寿司橘通店」の後に、隣にあった「Japanese Restaurant りょう」が移転し、その「りょう」の後に新しいお店ができているのに気づきました。

気になったので、横断歩道を渡って、確認に行ってきました。

えいちゃん看板

店の名前は「串かつ えいちゃん 宮崎」
東京・高田馬場で(株)FCR(稲葉豪志社長)が運営する、大阪風のソース2度漬け禁止の串かつ店「串かつ えいちゃん」のフランチャイズ店になります。

「えいちゃん」としては、沖縄・那覇市に次いで3店舗目で、ここ宮崎のお店は、8月29日にオープンとなったそうです。

 

1階はカウンター

1階カウンター

中に入ってみると、店の造りは以前のままで、1階は10数席の長いカウンター。
奥が厨房になっていて、カウンターの背後には、焼酎や日本酒などのボトルがずらりと並んでいます。

一人飲みや少人数なら、このカウンターに陣取って、スタッフとの会話を楽しみながら飲むのが楽しそうです。

 

2階は座敷とテーブル

2階小上がり座敷

奥の階段を上って2階に上がると、左手には小上がりがあって、4人用の座卓が4卓用意されています。

2階テーブル席

反対側の橘通り沿いの部屋には、4人掛けのテーブルが2卓と、その手前にもテーブルが。
これ以外にも、もう一つ、テーブルの置かれた小さな部屋があります。

 

スタートはセットがお得

セット

店内のチェックがひととおり終わったので、1階に戻ってカウンターで1杯いただくことにしました。

何にしようか迷っていたら、ビールかハイボールなら、セットがお得ですよということで、海鮮ユッケやすじぽんなど6種類の中から1品とドリンク(ビール or ハイボール)1杯で680円(税別)というセットにして、牛バラ肉のつまみを付けてもらいました。

刺身

牛バラ肉をつまみに、ハイボールをちびちび飲みながらメニューを見ていくと、串カツ屋ながらサイドオーダーのメニューが多く、煮込みや鉄板焼、手羽先唐揚げ、刺身盛りにご飯物までありました。

刺身盛りは、この一人前で480円(税別)。
ちょっとつまむには十分な量で、リーズナブル。

 

定番の串揚げ

おまかせ10本揚げ

定番の串かつは、1本100円から500円まで、40種類近くのラインナップがあります。
この日は初めてで勝手がわからなかったので、とりあえずおまかせで10本セットをお願いしてみました。

出てきたのは、紅生姜、ちくわ、ヤゲン軟骨、ししとう、ピラフ、ハムカツ、だし玉子焼、たこ、しいたけ、豚の10種類。
好きなものがあれば、それを入れて選んでもらうこともできます。

たっぷりの特製ソース

これを、大きめの容器にたっぷりと入れられた「えいちゃん」特製の熟成ソースに漬けていただきます。
お好みのまま、どっぷり漬けても良し、ちょっとだけ漬けても良し。
ただし、2度漬けは禁止というルールなので、ご注意を。

衣は、粉を溶くのに高ガス圧の炭酸水を使って油の吸い込みを抑え、きめ細かなパン粉が使われています。
揚げる油にはラード100%を使用し、高温→低温→高温の3度揚げで油っぽさのないカリッとした揚げ上がり。
これにより、もちっとしつつ外側がカリッとさくさくな独自の食感の衣になっています。

具材も結構大きめなので、10本食べると結構お腹いっぱいになります。
他にもメニューが盛りだくさんなので、最初は5本くらいから様子を見た方が良いかもしれません。

 

素揚げもあります

素揚げ

衣付きの串かつが基本ですが、素材によっては、衣を付けない「素揚げ」もあります。
写真は左から、ズッキーニ、やげん軟骨、レバーとハツのあいだ串。
素揚げは、塩胡椒が軽くしてあるので、ソースに漬けずに食べられます。

このやげん軟骨、素揚げでももちろん美味しいですが、衣を付けた串かつも絶品でした。
「えいちゃん」3店舗のうち、このやげん軟骨が食べられるは、宮崎店だけらしいです。

 

ホッピーもあります!

ホッピー

ハイボール飲み干してしまったので、2杯目は黒ホッピー(セット)にしました。
東京の本店では、生ホッピーが飲めるらしいのですが、残念ながら宮崎では普通のホッピー。
ホッピーの中は、もちろん定番の「キンミヤ焼酎」(宮崎本店)です。

 

その他のサイドメニュー

ハラミ焼

思いのほかヘビーだった串かつでお腹いっぱいになったので、サイドメニューのレポートが十分にできませんでしたが、こちらは、隣に座ったお客さんが食べていた「ハラミ焼」
これも美味しそうですね。

肉吸い

仕上げは、大阪名物の「肉吸い」がお薦め。
あさりしたスープに、ちょっと甘辛く味付けした牛肉がたっぷり入ったスープです。
もともと、肉うどんのうどん抜きとして成立した料理のようですが、こちらの「肉吸い」の牛肉は、薄めの味付けで、飲んだ後の締めにいただくのにピッタリ!

 

美人で元気な親子が経営

鳥居智代さんと栞さん

この「串かつ えいちゃん 宮崎」を経営するのは、オーナーの鳥山智代さん(写真左)と、その娘で店長の鳥山栞(しおり)さん(写真右)。

美人姉妹と見まがうほどのこのお二人、オーナーの智代さんは、中央通のたそがれビル2階で「OTEN Bar」というスナックを経営されていて、「えいちゃん」の串かつの味とこの店舗に惚れ込んでのオープンとなったとのこと。
リーズナブルな値段設定なので、美味しいものをお腹いっぱい食べて欲しいとおっしゃっていました。

娘のさんの方は、5年間の韓国留学から戻って、店長としてこの店の経営を手伝うことになったそうです。
当然ながら韓国語はぺらぺらで、韓国からのスポーツチームの合宿で通訳に借り出されることもあるとか。
店内には、野球を始めスポーツ関係者からのお祝いもたくさん飾られていました。

お店は専ら、栞さんと若くて元気な女性スタッフ陣が切り盛りしていますので、是非ともカウンターで、美味しい串を食べながら、スポーツ話しで盛り上がってください!

 

【串かつ えいちゃん 宮崎】
住所:宮崎市橘通西3丁目1-24 → マップ
電話:0985-71-0062
営業時間:17:00~24:00
定休日:月曜日

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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