「チキン南蛮プレッツェル」って実際どうなの!?


チキン南蛮プレッツェル4箱入り

昔、東京にあるアンテナショップで、宮崎の物産を売っていた経験もあるDiceです。
宮崎に戻って、お土産のお菓子を持って出張するような機会もめっきり減ったので、お土産に対するアンテナ感度がだいぶ下がっているなと感じてます。

そんな中、仕事帰りに立ち寄ったスーパーで、「チキン南蛮プレッツェル」なる商品が山積みになっている現場に遭遇したのでした。

チキン南蛮とプレッツェルの組み合わせ、いったいどんな感じなんでしょうね?
興味をそそられたので、買ってみることにしました。

棚には、ばら売りと4箱入りがあったのですが、ここは当然4箱入りですよね。
一人ではそんなに食べないんで4箱も必要ないんですが、お土産として買われるのは4箱入りの方が多いでしょうからね。
4箱入りで700円(税別)でした。

 

販売者は高原町のユタカ商会

チキン南蛮プレッツェルパッケージ

開封して、取り出したら、1箱はこんなパッケージでした。

販売者は、高原町に本社のある(有)ユタカ商会
いろいろな宮崎のお土産品の開発・販売を手がけている会社で、道の駅や観光施設などに置かれているお土産品の裏を見ると、よくみかける会社名です。

製造所は、「斎藤製菓株式会社 津工場」と書かれいました。
斎藤製菓株式会社は、愛知県豊橋市に本社のあるお菓子の製造会社で、クッキーなどの焼き菓子からケーキ、シュークリームなどの洋菓子、焼饅頭や豆せんべいなどの和菓子など、数々のお土産用お菓子を手広く製造している会社のようです。

津工場は、同社が三重県津市に2018年4月にオープンさせた新工場で、各県の特産品を味のモチーフとしたプレッツェルの製造を専門とする工場のようで、調べてみたら、沖縄土産の「沖縄限定旨塩プレッツェル」なんていうの製造しているようです。

 

開封してみました

開封

1箱の内容量は45gで、2袋入りになっています。
袋の中には、プレッツェルが13本入っていました。1本2g弱の計算。

1箱(45g)当たりのエネルギーは199kcalで、炭水化物が26.1g、脂質が8.5g、たんぱく質が4.6g。
食塩相当量は0.89gになっています。

原材料名を見ると、プレッツェルを構成する小麦粉やショートニングなどに混ざってチキンパウダーが使われていますが、このうち74%は宮崎県産を使っているとのこと。

匂いをかぐと、揚げた鶏肉の香ばしさとともに、甘酢のような香りも感じます。

 

コーングリッツの食感が印象的

プレッツェル1本

食べてみると、基本は焼き菓子のプレッツェルなのですが、チキンパウダーなどによる旨味、甘みと塩味にほのかな酸味が感じられて、チキン南蛮の雰囲気はなんとなくわかります。
ストレートに「チキン南蛮だ!」という感じではないのですが、「この味何だろう?」と頭の中で探していくと、「確かにチキン南蛮もいるよね」という感じでしょうか。
タルタルソースを別に用意して、ディップしながら食べると、より楽しめるかもしれません。

面白いなと思ったのは、原料として使われているコーングリッツ(とうもろこしを挽いた細かい粒)のざくざくとした食感。
これまで食べ慣れたプレッツェルの食感とは少し違って、噛む楽しみを感じさせます。このあたりが専門工場による開発の妙なのでしょう。

お世話になったあの方に、というお土産には個人的にはオススメしませんが、お値段もリーズナブルで小分けが利くので、ばらまく感じのお土産には良いかも。
これを話のネタに、宮崎で食べてきたあの店この店のチキン南蛮について語るというのも良さそうです。
「本物のチキン南蛮は絶対美味しいから、一度食べに行ってみて!!」
なんて会話が弾けることを期待します。

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この記事を書いた人

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。
趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。
2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。
テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。

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