栄養士とスポーツ食のプロがメニューを監修-スポーツランド宮崎!応援フェア


応援メニュー看板

こないだ久しぶりにバレーボールの試合に出場したら、たった3セットなのに足が出なくて衰えを痛感したDiceです。

ちゃんとスポーツできる身体を維持しなきゃなと思いながらニシタチを歩いていたら、みやざき晴海やあっぱれ食堂、みやざき晴夜などコンフォートダイナーグループの各店の店頭に、「スポーツランド宮崎!応援メニュー」と題したこんな看板が出ているのに気付きました。

折しも宮崎はキャンプシーズンの真っ盛り、いったいどんなメニューが用意されているのか探ってきました。

 

「みやざき晴夜」に突撃

みやざき晴夜

お邪魔したのは、西橘通りにある「みやざき晴夜」。
掘りごたつの個室で最大60名収容の、コンフォートダイナーグループの旗艦店とも言えるお店です。

スポーツランド宮崎応援コース

席に座って早速、「スポーツランド宮崎応援コース」というコースメニューをお願いすることにしました。
前菜からデザートまでの10品に2時間の飲み放題付きで4,500円(税込)とお得感満載ですが、これが日曜日から木曜日までは4,000円になるという破格値。

 

「スポーツランド宮崎応援コース」の全貌

前菜と茶碗蒸し

まず運ばれてきたのは、「羽身のコンフィと完熟金柑の前菜」「浅蜊と干し椎茸と雲丹の豪華茶碗蒸し」

皮目が焼かれて低温調理された、高たんぱく低脂肪の鶏の羽身は、しっとりと柔らかくも旨味があり、そこに今が旬の完熟きんかんが甘みと彩りを添え、下に敷かれた新玉ねぎのスライスとともにいただくと、硫化アリルで血液サラサラ効果も。

あさりがたっぷりと入った茶碗蒸しは、あさりの持つコハク酸と干し椎茸に含まれるグアニル酸という旨味成分の相乗効果で美味さ抜群。
たんぱく質に加えて、血液細胞を健康に保つ働きのあるビタミンB12も摂れますね。

サラダ

続いては、「大根、ブロッコリー、もみのり、しらすの胡麻サラダ」
食物繊維にミネラル、カルシウムなどをバランス良く摂れる構成で、ごまの持つリノール酸とオレイン酸も身体を健全に保つのに欠かせません。

刺身3点盛り

4品目は、「初かつおの焼っきりと川南鮮魚のお造り3点盛り」
この日は、カツオの焼き切りの外に、ブリとタイが盛られていました。
付け合わせの大根の千切りとシソも残さず完食するのがポイント。カツオの身に含まれる鉄分の吸収を、ビタミンCが助けてくれます。

豚はらみとピーマンの炭火焼

続いて5品目は、「豚はらみとピーマンの炭火焼き」
豚肉の中でも脂肪分の少ない豚はらみには、疲労回復効果のあるビタミンB1が多く含まれています。
生で食べても美味しい宮崎のピーマンには、全国標準値の1.3倍のビタミンCが含まれていて、キャベツにもビタミンCが豊富なので、残さずいただきましょう。

治部煮

6品目は、「真牡蠣と平茸豚巻きの治部煮」
治部煮は、小麦粉をまぶした鴨肉や麩、野菜などを醤油やみりんなどで調味した出汁で煮た、少しとろみの付いた煮物ですが、ここではメインの具材に真牡蠣と薄切りの豚肉で巻かれた平茸が使われています。

牡蠣には、身体に必要な亜鉛が多く含まれていますし、豚肉にはビタミンB1が含まれていて、他の素材の食物繊維やビタミンなどとバランス良く摂取できます。
少しとろみの付いた出汁にも、牡蠣から出たコハク酸や豚肉のイノシン酸などが加わり、薄味ながら旨味たっぷり。

鹿肉と日向夏のミルフィーユ

7品目として出てきたのは、「鹿肉と日向夏ミルフィーユ 日南レモンバターソース」
豪華なビジュアルですね。

高タンパク低脂肪の鹿肉には鉄が多く含まれていて、日向夏と一緒にいただくと、ビタミンCの作用で吸収力が上がります。
少し甘みのある日南レモンを使ったバターソースも実に味わい深く、メインにふさわしい一品でした。

ごぼうチップス

8品目、「自家製ごぼうチップス」
ごぼうに豊富に含まれる食物繊維は、便秘の解消に効果が大きいほか、腸内の有害物質を吸着して排出を助けてくれます。
ピーラーで薄くスライスして揚げられたチップスは、サクサクとした食感で塩加減も絶妙。

うどん

9品目は、〆の「地鶏だしのほうれん草うどん」
うどんに含まれる糖質はエネルギー源となるので、適度に摂った方がバランスが良く、ほうれん草からは、コラーゲンの生成に必要なビタミンCを摂取できます。
鶏の旨味が溶け出した出汁は、宮崎らしい少し甘めの味付けで、上に載せられた鶏肉も適度な歯ごたえと旨味があり、おかわりしたくなる美味しさでした。

ミルクシャーベット

10品目で最後を飾るデザートは、宮崎市の(株)Milk Lab.(みるくらぼ)とコラボした「日向夏の甘酒ミルクシャーベット」
新鮮な牛乳に米糀を加えた牛乳甘酒は、無糖なのに優しい甘みを持ち、必須アミノ酸のBCAA(Branched Chain Amino Acid;分岐鎖アミノ酸)が豊富。運動後の筋肉の疲労回復に役立つ効果が期待されます。
日向夏を加えてしゃりしゃりに氷らせてあるので、さっぱりと後味良く食べられました。

ここまで全10品と品数が多いのですが、なんと総カロリーは1,000kcal以下になるように計算されているそうです。

栄養素のバランスも良く、カロリーも控えめで、しかも美味しいとあっては、アスリートでなくてもお薦めです。
今回ご紹介した以外に、単品メニューもありますので、是非一度お試しください。

 

食のプロ達がメニューを監修

牧さん、荘子さん、那須さん

今回の取材にご協力いただいた、管理栄養士の牧春菜さん(写真左)、荘子恵子さん(中央)、スポーツフードマイスターで野菜ソムリエでもある那須香さん(右)。

宮崎県食品・メディカル産業推進室が事務局となっている「みやざき新産業創出研究会 スポーツ・ヘルスケア産業分科会」で出会った牧さんと荘子さん、坂本知美さんの3人の管理栄養士が、管理栄養士の活躍の場を増やしたい、食事や体のことで悩む方の力になりたい、食品企業さんの仲介役になれたらと「管理栄養士チーム キャッツアイ」を結成。
さらに、同じ分科会に参加していた那須さんら各分野の専門家の協力を得て、飲食店向けにアスリート向けのメニュー提案を行い、(株)コンフォートダイナーがその提案に応える形で、今回のフェアの実施になったとのこと。

今回は、あまり検討の時間が無かったため、既存の素材やメニューを組み合わせる形での構成となったので、まだまだ改良の余地があるとのことですが、必要な栄養素やカロリーがきちんと計算され、しかも美味しい料理に仕上がっていますので、どなたでも満足できるコースと言えるのではないでしょうか。
今回の「スポーツランド宮崎!応援フェア」は3月31日(火)まで。期間中に是非一度お試しください!

 
【管理栄養士チーム キャッツアイ】
Facebookページ:https://www.facebook.com/catseye.eiyou/

【(株)コンフォートダイナー】
公式webサイト:https://www.comfort-diner.com/


投稿者 Dice

自転車乗りの図書館屋。趣味は料理だが、単身赴任中なので、その腕を振るうのは自分のためだけというのがちと哀しい。 2016年から、フードアナリストとしても活動。 てげつーのアドバイザーで後見人的な人。週末に頑張って書く記事は、玄人受けで、ファンが多い。 下のガンジスカレーの記事は、佐々木俊尚さんとか著名人にもシェアされたりしている。 人気記事:宮崎空港ではガンジスカレーを食すべし!