「塗り絵のできる絵本」に込めた思いとは?宮崎県庁職員 長尾拓さんの挑戦/ 宮崎市


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いま、クラウドファンディングで「宮崎の子どもたちが楽しい未来を描けるように!アフターコロナの塗り絵本を贈りたい」と奮闘している長尾拓さん。

今回は、県庁職員の仕事ではなく、個人の活動としてクラウドファンディングを立ち上げられました。

コロナ禍で毎日をがんばって過ごしている子どもたちに、アフターコロナ時代に希望を持てるような物語を軸にした絵本(しかも、ぬり絵ができる!)をプレゼントしようという企画です。

募集終了まで、残り9日とせまった今日、支援者数は118人、支援総額は1262,000円が集まっています。

、、、が、まだまだ一緒に宮崎の子供達に「ぬり絵本」を届ける仲間が必要!!!!

なぜなら、保育園、幼稚園、こども園、認定子ども園をあわせると、宮崎県内には4万5000人の子どもたちに届けるには、300万の資金調達が必要だからです。

「みんなつながって、みんなやさしいよ。」 ぬり絵本に込めた思い

 
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製作中のぬり絵本を見せていただくと、あったかなイラストで、コロナウイルスのことや気をつけることなどが描かれていました。

イラストを担当したのは、このプロジェクトに共感したというギマイオリさん。

ギマイオリさんは、佐土原高校出身で大阪芸術大学生。

絵本ではなく「ぬり絵」にしたのは、自分で色をぬって完成させてほしいという願いがあります。

未来を自分たちの手で彩ることができるというメッセージ。

コロナ関連のニュースをみていると、混沌とした不安や、様々な分断を感じることがありますが、なぜかこの絵本は、読み終わったあとにあったかーーーい気持ちになりました。

そう、まるで、だんだん寒くなってきた今日のような日に、湯たんぽに足をいれてるような、、、それくらいあったかい。

なんでだろうなぁともう一度読み返して、わかった!!!

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そうか!!

この物語には、誰も悪者がいないっ!!!!

私たちが子どもたちに見せたい社会は、どんな社会なのか?

私たちが子どもたちに残したい未来は、どんな未来なのか?

そんなことを問われているような気がしました。

「子どもという宝を、社会で育てる世界にもっとしたい」

 
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長尾さんは、

「私たち夫婦は、長らく不妊治療をしていて、8年くらいかけてやっと、子宝に恵まれました。そのあと、奇跡的に今年、三人めの子どもが生まれました。
ずっと、子どもがいても、いなくても子どもの成長に関われるようなことをしたかった。子どもを村で育てる、社会で育てるような。
実際に、支援者のなかには私と同じように感じてくださった方もいて、とても嬉しかったんです。」

と話してくださいました。

ほんのちょっとの優しさとあったかさが繋がって、やさしくて希望をもてる未来になるといいな、、、

「宮崎の子どもたちが楽しい未来を描けるように!アフターコロナの塗り絵本を贈りたい」

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「プロジェクトをスタートしてから、いろんな方から言葉をかけてくださり、わたし自身が優しさに包まれている感覚です。
たくさんの人に支えられていることを感じたし、地域でチャレンジする勇気や大変さも感じた。
これからは、ますます地域のチャレンジャーをリスペクトして応援したい。」

と語る長尾さんの瞳は、宮崎の未来への希望で輝いていました。

ぜひぜひぜひ!!みなさまのあたたかいご支援を〜〜〜!

残りわずか!わたしも応援します!

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この記事を書いた人

テゲツー!会長 。たくさんの人に、宮崎てげてげ通信の魅力を伝えるのが主な役割。人、旅、美味しいもの、楽しいことが大好き。宮崎の太陽。対話の場作りをとおして、未来への一歩を後押しする。

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